こんにちは
東京都北区田端の高岩ピアノ教室講師谷田幸子です。
今回は、11月の発表会二日前にインフルエンザで欠席したRちゃん(小学校2年)の為に、Rちゃんと同じ学年の生徒さんで企画した『プチ発表会』についてご紹介致します。
本番に向けて一生懸命に練習していたRちゃん
とてもレッスンに前向きでとにかく頑張る性格、お母さんもすごく協力的でお家でも頑張れるように声がけをしてくれていました。
高岩ピアノ教室のすぐ前の小学校では、9月にRちゃんの学年で早くもインフルエンザが流行し学級閉鎖になったクラスもあると聞きました。
発表会までは1人もインフルエンザにならないように手洗い、うがい、行き帰りはマスクなどをするように生徒さんに呼び掛けました。
本番まで一週間となりここまではインフルエンザになった生徒さんはいなかったのですが、あと少しというところで
「娘が昨日からインフルエンザになったため、発表会をお休みします。毎日のように頑張って練習していたのですが、残念です 涙 よろしくお願い致します」
と、連絡が来ました。
私もRちゃんが頑張っていたのを知っていたので、本当に残念がっている様子が目に浮かびました。
プチ発表会を企画しよう!
発表会本番が終わり、私はRちゃんのことが気になっていました。
それは、同じ学年の生徒さんも一緒でした。
発表会後の最初のレッスンでその話になり、
「Rちゃんも一緒に発表会出れたらなぁ・・・」
「ちょっと寂しかった・・」
と、みんなからの言われました。
それだったらRちゃんと、もう1人、発表会申し込み後に入会した同じ学年のMちゃんも一緒にプチ発表会を企画しよう!となりました。
同じ学年の生徒さんもそれに賛同してくれました。
それからは、どんなプチ発表会にするのか、みんなワクワクしながら企画、選曲をしました。
そしてプチ発表会、本番です!
インフルエンザでお休みしたRちゃんが、
「頑張って練習したので聞いてくだい!」
と、はじめのことばを言いました。
その後、クリスマスが近いこともあり、ハンドベルで『もろびとこぞりて』を演奏しました。
そして、演奏のプログラムに入ります。
司会は、高岩ピアノ教室でもお話がすごく上手なAちゃんにお願いしました。
台本はあえて作らず、Aちゃんが曲と演奏者を紹介し、演奏後はインタビューをするかたちをとりました。
インタビューに答えるMちゃん。
ねらい通り、Aちゃんがアドリブで考えた質問に、演奏した生徒さんは思ったことをそのまま答えて素直な感想が聞けました。
それが返って生徒さん達で手作りした感が出てて良かったです。
Rちゃんも、緊張しながらも上手に演奏していました。
全ての演奏が終わり、いつもの発表会にはない
「アンコール!」
の声に応えて、『翼をください』を手話ダンスを交えてみんなで歌いました。
これにはお母さん達も感動!
お母さん達が一人一人今日の感想を言っているところです。
「先日の発表会とは違う感動がありました。良かったです!」
「みんなが企画してくれたのが伝わって楽しかったです!」
と、感想を頂きまして、お母さん方も楽しんでくれたので良かったです。
私はみんなにピンクのチューリップのお花を用意しました。
お母さん達もそれぞれに花束やプレゼントを用意していました。
お心遣い嬉しいですね!
生徒さん達も、大舞台とは違い観客が近いとまた違った緊張を体験したようですが、ベルや歌ありで楽しかった!と感想をいただきました。
みんなで企画したプチ発表会、大成功!でした。
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