こんにちは
東京都北区田端にあります高岩ピアノ教室講師の谷田幸子です。
文化祭や体育祭など秋の行事が目白押しですが、北区は2期制なので、その楽しい行事の前に前期の期末試験があります。
前期末試験対策
夏休みの間にも一度試験対策をしましたが、夏休み明けの第1回目のレッスンではその最終確認をしました。
田端中学校、飛鳥中学校のほかに私立中学に通っている生徒さんも二期制のため、こちらも個別に試験対策をしました。
生の楽器を体験できる!
昔の音楽の授業と違うところは、和楽器やピアノ以外の楽器を体験させ、そのルーツや弾き方等について勉強しているところです。
中々体験できる楽器ではないので、実際に触って体験できるなんて本当に羨ましい限りです!
田端中学の生徒さんは箏、私立に通っている生徒さんはマンドリン、私も弾いてみたい!と心から思いました…
ピアノ以外の楽器は私も興味があり、この2つは教えていて楽しかったです。
教科書に選ばれた理由
試験勉強対策している時いつも思うのですが、何故この曲が教科書に載っているのか?
この曲が選ばれているのか?
それについて生徒さんは考えたことがあるのかと聞くと、返ってきた言葉は
「全然ない・・・」
がほとんどでした。
学校で教えてくれないのか、それとも説明はしているけど生徒さんが聞いていないのか?は分かりませんが・・・。
中学生3年生で習う「花」
例えば、中学3年生で滝廉太郎さんの「花」を勉強します。
昔の本当に綺麗な隅田川の情景を、七五調の美しい日本語に美しいメロディーラインがついている明治に作られた傑作です。
この「花」はどうして教科書に載っているのか?
日本初の歌曲集であること。(音楽的なハモリがつけられている日本初の合唱曲ですね!)
その曲専用のピアノ伴奏がつけられていること。
西洋音楽の旋律を取り入れながら、日本語の歌詞がなじむように作られていること。
そして、作曲者の滝廉太郎さんについても、西洋音楽の作曲法をいち早く日本の唱歌に取り入れたこと。
伴奏付きの幼稚園唱歌を作ったこと。(幼児にわかりやすい口語体で書かれた唱歌集で簡単な伴奏がついています。)
近代日本最初のピアノ曲「メヌエット」を作ったこと
文部省から音楽で男子初の留学生になったこと。
などなど、近代日本音楽の礎を築いた人だからなのです。
滝廉太郎さん抜きで今の日本音楽は語れない程の功績を残したからこそ、教科書に載っているのです。
そのことを生徒さんにお話したら
「だからなんだぁ…納得した」
と、そこからは吸収が早い!
中々覚えられなかったことも、スルスル入っていきました。
結果発表!
問題の読み間違い、たまにいますね〜
意味を聞いているのに名前を書いたり、その反対もあり。
今回、悔しい思いをした人もいましたが、ほとんどの生徒さんは良い点数でホッと一安心。
中でも、ある生徒さんから
「先生、おかげさまで100点取りました!」
と、メールがきました!
この生徒さんは、レッスンで試験対策が終わり、家に帰って分からないところをメールで聞いてきたり、とても勉強熱心だっただけに、この結果は私も本当に嬉しかったです。
試験問題の裏側を見抜く
試験勉強も何でこれを勉強しなくてはいけないのか?
どうしてこれが教科書に載っているのか?
これらを疑問に思って考えていくと、自然と出題する側の意図も分かってきて対策しやすいです。
この考え方は受験勉強にも繋がっていくので、これをきっかけに音楽以外の教科も成績アップにつながるように皆さん頑張って下さいね!
次の定期試験は、100点がいっぱい出ますように!
高岩ピアノ教室(北区田端)では無料体験レッスンを随時歓迎しております。
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