こんにちは
東京都北区にあります高岩ピアノ教室講師谷田幸子です。

昨年度はコロナで中学、高校の合唱コンクールは中止となり、伴奏を頑張っていた生徒さんにはとても残念なことになりました。

特に3年生にとっては最後の合唱コンクールなので伴奏者は演奏したかったと思うし、演奏させてあげたかったとみんなが思っていたことと思います。

今年の中学の合唱コンクールは?

今年は秋に行われる予定だそうです。
夏休み前に伴奏者と指揮者を決めているという事で、我が教室の中学生の生徒さん達もオーディションのために練習を頑張っています。

その中で、小学校6年生からピアノを始めた中学2年のM君が伴奏者に選ばれたとお母様から嬉しいLINEが来ました!

普段M君は家ではあまり練習しないとお母様から聞いていました。
ハードな部活動で帰ってきて寝てしまうことが多いし、土日も試合があったり・・・
そして大好きなゲームもやらなきゃ!(この時間が多い??)
それでもM君は毎週、レッスンに頑張って来ていました。
昨年は音楽の定期試験の勉強もとても頑張っていて私も嬉しく思っていました。

「パートリーダーになりました!」

6月の最初のレッスンで、合唱コンクールのパートリーダーになったとM君から聞きました。
M君は口数少なく、あまり目立つ様なことが好きではないタイプ、ピアノを習っていることもお友達に内緒にしていたそうです。
ですから、パートリーダーになったと聞いた時には本当に驚きましたし、頑張っているなぁと嬉しかったです。

「伴奏のオーディションをすることになりました!」

ところが、6月後半のレッスンで伴奏者のオーディションに参加することになったとM君から聞きました!

「えっ!本当?」
「絶対やろう!頑張ろうよ!!」

M君に頑張らせたい!
すごくそう思った瞬間でした。

M君に話を聞くと、ピアノを習っていたことがどこからか漏れてしまったそうで、オーディションのメンバーに入っていたということです。
(去年の発表会で同級生や妹さんのお友達にもバレバレでしたが・・・)

オーディションまで2週間・・・

次の週から特訓が始まりました。
2回はレッスンできたのですが、オーディションの前のレッスンは5週目につきお教室はお休み。
どんな風に仕上がったのか気になり、動画を送ってもらいました。
送られて来た動画を見て、前回よりそこそこ弾けてきていますが、まだ止まったりテンポが一定にならず。

アドヴァイスを送りながら、何回か送られて来た動画をチェック。
最後の動画の演奏は、余計な力も抜けて良い感じに仕上がっていました!
そして、本番前までにイメージトレーニングをするようにアドヴァイス。
このトレーニング結構良いですよ!
自分の一番良い演奏を携帯に保存して何回も聴きながら本番のイメージトレーニングをするのです。
私も本番前にやっています。

「オーディションに合格しました!」

どうしたかなぁ?と気になっていた矢先、お母様からLINEが来ました。
そこには・・・

「合格しました!」

と嬉しい報告がありました!

「やったー!」

その文字が目に入った時、思わずガッツポーズをしてしまいました!
M君の努力が実ったのが嬉しかったです。

これからが大変!でも頑張ろうね!

オーディションではほんの少しの範囲の演奏でしたが、夏休み前には最後まできっちり弾けるようにしっかり練習しましょうね!

私も結婚式の演奏をしていた時に歌伴をいっぱい経験しましたが、歌伴奏って歌い手が上手に気持ちよく歌ってくれるとこちらも気持ち良く演奏でき、本当に楽しいんですよね〜!

この楽しさ、M君にも是非是非体験して欲しいです。
本番が楽しみ!
さぁ、気合を入れて!!

 

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