こんにちは
東京都北区田端にあります高岩ピアノ教室講師の谷田幸子です。
今日は、音叉と、お菓子の缶を使って音の伝わり方と、そして手の中での響き方を実験したのでご紹介致します。
音の伝わり方について
気になる事
ここ最近、小さい生徒さんに共通して気になることがあります。
手首が下がって手の甲が潰れてしまっている生徒さんが多いことです。
それはおうちでの椅子の高さにもよるのもあると思いますが、家のピアノ椅子を調整しても、お母様が注意しても中々治らないという声を多く聞きます。
自分で意識をしてもらう為に
それはやはり、生徒様一人ひとりの意識の問題もあります。
どうしたら良いものか？と、考えたところ、音の伝わり方、音の響き方、音を手の中でどのようにして響かせるのかと言うことを音叉とお菓子の缶を使って実験することにしました。
音叉を使って音の伝わり方を感じよう
音叉を初めて見る生徒さん達が、これはなんだろうと興味津々！
最初に私が音叉を机にぶつけて生徒様の耳の前に付けました。
「あー、先生何か音がなってる！」
初めての音叉にみんなワクワクしています。
なんで音が伝わるのでしょうか?
高学年の生徒さんになるとその答えはわかりますが、小さい生徒さんはそれがまだ分かりません。
それでは次に、音叉を触ってみました。
1つは音叉の頭を触ってもらい、2つ目は音叉の両脇を触ってもらう。
どちらもピリッと指にきたみたいです。
最初はこわごわ触っていましたが、
「震えてる！」
「ビリビリしてる！」
「面白い!」
と言って、私もやらせてと自分で音叉を机にぶつけてその振動を楽しんでいました。
中には音叉を耳にあてて音叉を手で弾いて聴いている生徒さんもいました。
そうして遊んでいるうちに、音叉が震えて音が鳴っていることに気付いたよいうです。
音の伝わり方がわかった！
さあ、音はどのようにして伝わるかもう分かったと思います！
空気中のような気体、そして液体、固体、これらの物体が震えて波を作り、その波が耳に届き、鼓膜を振動させその振動によって発生した信号を大脳が音に変換するそうです。
宇宙では音は聞こえるのでしょうか？
そこで次のクイズ！
宇宙では音が聞こえるのでしょうか?
このクイズにみんな真剣に悩んでいました。
エレクトーンやシンセサイザーの中に入っている宇宙の音というのは、宇宙ではこのように聞こえるであろうと思って想像して作った音にしか過ぎません。
実際は宇宙では空気がないので音は聞こえませんね。
それがわかると、
「地球って凄いんだね！」
と地球の凄さに感心する生徒さんもいました。
「だから空気が無くならないように地球を大切にしなきゃ！」
と、地球温暖化について話す生徒さんもいて、子供の発想の素晴らしさを改めて感じました！
実験記事その２では缶を使っての響きについてです。
そちらも合わせてご覧ください！
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