こんにちは
東京都北区田端の高岩ピアノ教室講師谷田幸子です。
今回は、中十条からリトミックの体験レッスンに来てくれたAちゃん（年長 女の子）をご紹介いたします。
リトミックを個人レッスンで！
お母さんのお話では、Aちゃんは非常に人見知りが強く、初めての所では緊張して体が固まってしまうということでしたので、緊張がほぐれて教室に入りやすいように音楽を流し、我が相棒の『テンテン』と一緒にお出迎えしました。
この愛らしい？テンテンについてはこちらでご紹介します。
▼高岩ピアノ教室の人気者、『テンテン』登場！
https://takaiwa-piano-lesson.com/1426
ゆっくりで良いから自分のペースでね！
手を洗った後、教室に入ってくれましたが、ご挨拶はちょっとまだ恥ずかしようです。
最初は、お母さんと手を繋いで音楽に合わせて体を動かそうとしましたが、まだ慣れないようでした。
「じゃ、テンテンと手を繋いでやる？」
というと、少しテンテンの手を触って興味を示してくれましたがまだ体を動かすまではいきませんでした。
次に、カラーボードで、紐、タンバリン、フラフープ（大）を使って「パプリカ」の曲に合わせて歩いたりジャンプしたり潜ったりするプログラムにチャレンジ。
フラフープに興味を持ってくれて触ったり、足でつついてみたり色々確かめたりしながらついに・・・潜ってくれました！
私は
「やったー！ゆっくりでいいので自分のペースでやってみてね！」
と心の中で言いました。
言葉に出すと、Aちゃんにプレッシャーを与えて余計に萎縮してしまうと思ったからです。
その後、紐の上を落ちないように歩いていくのですが何とピョンとジャンプしてくれました。
そのジャンプがものすごく高く大きくジャンプしていたので驚きました！
運動神経はすごく良く走るのも早いのだそうです。
次にAちゃんはカラーボードに移動し、テンテンが
「こっちだよ！」
と、先導するとAちゃんもついて来てくれました！
そしてまたフラフープ潜りへ。
この時点で、Aちゃんは少しでもやってみようと思って自分なりに努力していたのです。
それが伝わって来たので、Aちゃんの頑張りに胸が熱くなりました。
みんなの好きな和太鼓（子供用、小サイズ）を叩こう！
次に用意していたのは、和太鼓です。
子供用なので首から下げられるようになっていますが、今日は床に置いて叩きました。
子供用ですが侮るなかれ！
音の響きはとても良いです。
レッスン後のお母さんとの話で聞きましたが、保育園で年長さんのカリキュラムの中でも太鼓もやり始めたそうです。
だから和太鼓の響きには慣れているようでした。
動物とフルーツのカードを見せて、２拍、３拍の練習をしました。
Aちゃん、そっと小さくですが徐々に太鼓を叩いてくれるようになりました。
最後にカードを見せたときには、２拍をバチ同士クロスして２回
「カチカチ」
と鳴らしてくれました！
少しづつですが頑張っています。
お話の中で
いつも体験レッスンが終わってから、お母さんに教室のご説明と質問コーナーを設けています。
Aちゃんのお母さんとのお話タイムが始まりました。
そのお話の中で、Aちゃんはお友達といる時や家では普通にお話したり歌ったるしているようですが、外で特に知らないところでは体が硬くなってしまう、とAちゃんのことをとても心配しているようでした。
Aちゃんなりに今日はとても頑張ってくれたことは私には理解できました。
また、参加はしていなくても耳は聞いています。
目は見ています。
それだけでも意味はあると私は思います。
弾きたい想いをためていた生徒さん
私はある生徒さんを思い出しました！
それはもう20数年前の話ですが、年中さんの女の子でピアノを習い始めてからずっと教室に来て何もやらない生徒さんがいました。
その生徒さんは、毎回レッスンに来ても何もしないでずっと椅子に座っていました。
私はそんな状態が続いてもその生徒さんに曲を聞いてもらえればと思い、自分で練習してる曲や流行りの曲を弾いたり歌ったりしていました。
そんなレッスンが続いてもやめることはなく、お母さんもピアノをやめさせることなく、私のプチ発表会のようなレッスンが２年くらい続きました。（今考えれば、よくレッスンを続けてくれたと思います！）
しかし、小学校に入学してしばらく経った頃、その生徒さんは突如としてピアノの練習を始めたのです。
待っていました！と言わんばかりにどんどん上達していきました。
待った甲斐がありました！
歌も歌ってくれて、彼女の歌った『もののけ姫』に感動したことも思い出しました。
その時は何がきっかけで練習をし始めたのか分からなかったのですが後から考えると、興味はあっていつかは弾いてみたいけど恥ずかしい、またできるか心配・・・という気持ちが強かったのではないかと思います。
ピアノを嫌いなのではないか？と思った時もありましたが、もし、本当に嫌だったらお教室の階段を上がってこないでしょう。
お母さんも待ちましたし、私も待ちました。
そして待っていて本当に良かったです！
その生徒さんは中学になりエレクトーンにも興味を持ち、家にはエレクトーンはないのですが両足ペダル奏法まで練習し、何と楽器店の店内大会に参加、舞台でしかも大勢の人の前で演奏するまでになりました！
きっとAちゃんもこの生徒さんのようにやりたい気持ちが溢れ出し、自分から何かやってくれるようになる時が来るのではないか、と思いました。
「入会します！」
「お家に帰ってご主人様とご相談してからまたご連絡ください。」
とお伝えしましたが、その場でお母さんから
「入会します！」
と嬉しいお返事をいただきました。
夜、お母さんからのLINEにAちゃんが
「楽しかった！と言っていました」
と、ありました。
この一言を見て、私は安心しました。
楽しい！と思ってくれることがまず大切！
そこから自分なりにやってみよう！と興味を持ったことから始めれば良いと思っています。
それは時間がかかっても焦らずゆっくりと・・・自分のペースで！
また、体験レッスン後のアンケートには
「とても楽しく、実のあるもので素晴らしいと思いました」
と、書いてありました。
リトミック研究センターで勉強したことが活かせて良かったし、このように思って頂き本当に嬉しく思います。
これからもゆっくり無理なく、Aちゃんのペースに合わせてリトミックレッスンを進めていこうと思います。
これからも楽しみましょう！
高岩ピアノ教室（北区田端）では無料体験レッスンを随時歓迎しております。
北区田端でピアノ教室をお探しの方、アニメやゲームの曲が弾きたい方も是非一度、当教室の体験レッスンにお越し下さい！
小さいお子さんから大人の方まで大歓迎です！
色々な曲をピアノで演奏してみませんか？
お気軽にご連絡下さい。
ピアノって楽しい！私にも弾けた！そんな気持ちになれるレッスンを心がけています。
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